
前回のマドリード特集。魅力溢れる街でしたね~またいつかお目にかかりたいですね。
こんにちは美術監督Tです。
今回もスペイン特集第二弾!今度はオリンピックが開催された都市でも有名なバルセロナです!
新幹線の駅構内
マドリードからバルセロナまでの移動は新幹線。3時間30分かけてバルセロナサンツ駅に向かいます。
新幹線から見える風景。
時々畑や家屋が見えるくらいですね。それ以外はひたすら乾燥した土と岩に植物。。
ここに住んでいる人たちはいったいどんな暮らしをしているんでしょうね~
バルセロナに近づくにつれ民家が目立つようになってきます。さきほどの乾いた大地に比べるとずいぶん緑も濃くなってきてなんだか安心しますね。
こうして列車から外国の雄大な風景を眺めていると「世界の車窓から」の気分になりますね~
バルセロナサンツ駅に到着!
相変わらず晴天ですがマドリードより湿度を感じます。
たまりませんね~この古く味わいのあるバルセロナの建物達!
ここはゴシック地区とよばれ中世から残っている建物がたくさんある街です。
古くから大事に保存されている街、大通りから裏路地に入ると更におシャレな雰囲気が漂ってます。
この通りの建物は一階にお店が入ってるところが多いようです。
ブティック、陶器、置物、ナッツの専門店から伝統菓子までさまざまな種類のお店がはいってます。旅のお土産を探すにはうってつけの場所ですね~。
ショッピングもいいですがただ散歩しているだけでも十分楽しめるスポットです。
そんなゴシック地区に美術館がひっそりとあります。
狭い路地を入っていくと。。ありました。景観に溶け込み過ぎていてわかりずらいですが人の出入りが激しいこの入り口、上を見ると確かに「Museu picasso」と書かれた看板があります。
そう、バルセロナのピカソ美術館はこんなところにあるんですね~
こんな感じで入ってすぐのところはいい感じで吹き抜けになってます。
作品の写真は撮れませんでしたがこの美術館はピカソの修業時代~晩年まで時代と共に変化していく作風をわかりやすく見ることができます。
あの有名な「青の時代」の作品もここで見ることができます。
生涯のほとんどはフランスで過ごしていたピカソですが若いころは絵の勉強をするためにここバルセロナに8年ほど住んでたそうです。
ピカソ美術館は人気が高く混雑することが多いのでチケットは事前にピカソ美術館のホームページから予約購入してから行くとスムーズに入場できます。
ホームページは英語なんですが予約方法を紹介してくれているサイトも検索するとでてくるので利用すると便利ですよ。
路地を散策していると何やら気になる形の屋根が見えてきました。
(☆☆)!!
マドリードに続きバルセロナにも立派な大聖堂が!
こちらはサンタ・エウラリア大聖堂
今回は中には入りませんでしたが外観はゴシック様式を象徴する豪華な装飾が美しいですね~
この他ゴシック地区には見ごたえのある建物がたくさんあります。
カタルーニャ音楽堂(世界遺産です)
設計者はリュイス・ドメネク・イ・ムンタネーというバルセロナ出身の建築家。
バルセロナ建築学校で教授をされていた頃、教え子の一人で後のライバルとなるアントニオ・ガウディがいたそうです。
外観の装飾もかなり豪華で見ごたえがあるのですが何と言っても見どころは館内の天井のステンドグラス!
お目にかかりたかったですね~。。そう中には入れませんでした。
館内見学は有料で予約すれば見学できます。ガイドさんがつき案内してくれます。
予約窓口の横に手書きで書かれた本日のスケジュール表と一緒にガイドしてくれる言語が時間ごとに書かれています。
英語、スペイン語、カタルーニャ語、フランス語、ロシア語。。。日本語がないです。
という訳で今回は断念してしまいました。
今思えばとりあえず飛び込んでいってれば何とかなった気がします。後悔する前に少しでもできそうだと思ったらとりあえずチャレンジですね~┗(`・ω・´)┛フンヌッ!
バルセロナで少し見晴らしの良いところから遠くの海岸方面を眺めていると小高い山のような場所が目に入ってきます。
ガイドブックなんかにもよく紹介されているモンジュイックの丘です。
市内の観光に疲れてきたらおすすめの場所です。
都会の喧騒を離れて緑のある静かなところで心を落ち着かせてください。
地下鉄を乗り継いでケーブルカーでゴンドラの駅まで向かいます。
あとはゴンドラで頂上までバルセロナ市内を一望しながら行くのもよし、途中で降りてミロ美術館に行くのもよしですね~
ミロ美術館
丘の頂上に着くと18世紀に要塞として築かれたモンジュイック城を見ることができます。
お城の中は有料ですが入る価値はあります!
頂上と言っても一番高いところに行くにはこのお城に入って天辺にある展望スペースに上らないと来た意味がありません。
建物をぐるっと囲むようにまず展望スペースが広がります。
かつては要塞として使われていましたがお城らしいきれいなお庭のスペースもありますね。
そして広場からの眺めはご覧のとおり!
バルセロナ市内が一望できます。絶景ですね~!!((((o゚▽゚)o)))
地中海の青とカラフルなコンテナヤードのコントラスト、旅の疲れが吹っ飛びます!!ヽ(≧▽≦)ノ
お城の上からの眺めも気持ちがいいですね~
日差しの強い外と比べて城の内部はひんやりと涼しく気持ちいいです。暑さで疲れた観光客の人たちが日陰で休んでいます。
休憩中足もとを見ると青空の色が映りこむほど擦り減って艶々になった石畳。歴史を感じますね~
城内は資料館のようになっていてお城の歴史資料などさまざまな展示物を見ることができます。
目一杯観光したらお腹もすくことでしょう。
海に面したバルセロナ、せっかくなので海岸沿いのレストランを選んでスペイン料理を堪能してください!
本場のパエリア(写真左)とムール貝の白ワイン蒸し(写真右)
パエリアはよく知っている綺麗な黄色いご飯とは違うようです。
でもおいしさは想像以上のものでした!
食べると魚介ベースの出汁の旨みと香りが口の中に広がりとろけるようなおいしさです。
パラパラではなくジューシーな食感のお米、食欲が止まりません。
ですが。。見るとけっこうな量あります。
スペインのレストランでは2人前からのサイズがスタンダードのようです。
他のメニューを並行して食べたい方は二人以上で行くのがおすすめですね~
ほんとは貝はマテ貝を食べたかったのですがこの日は売り切れ。人気があるようです。でも注文したムール貝も絶品でした!
いや~スペインははずれなしですね~(*´꒳`*)
駆け足でご紹介しましたがバルセロナ前編いかがでしたか?
モンジュイックの話で地下鉄が出てきましたが。地下鉄(メトロ)は料金も安く乗り方も簡単です。スリや利用する時間帯など気をつければとても便利でお得な移動手段です!
地下鉄を上手く乗りこなせばほとんどの有名な観光スポットを巡ることができます。
ただ夜中の地下鉄は危ないので夜の移動(21時以降)はタクシーを利用するほうがいいでしょう。
バルセロナにはまだまだすばらしい見どころがたくさんあります。
次回はいよいよ皆さんご存じの建築家、アントニ・ガウディの作品を中心にご紹介します。|・ω・)